アメリカの旅 PR

「フェンウェイパークの球場見学ツアー」ツアー内容全部解説。1時間で楽しめるボストンのオススメアトラクション。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんばんは。ジャスミンKYOKOです。

ボストン・レッドソックスの本拠地であるボストンの、フェンウェイパークのスタジアムツアーに参加してきました。(2018年の情報です)

私はアメリカ文化や習慣が大好きなアメリカかぶれ(笑)。

メジャーリーグをBSでいつも観ているパートナーと違って、野球の中継までは観ない。

でも映画が好きなので、舞台としても必ず出てくるし、映画をもっと楽しむために球場の雰囲気を知ることは欠かせないのだ。(ただのミーハーです笑)

「フェンウェイパーク・ツアー(スタジアムツアー)」は、1時間ほどで、球場の歴史と雰囲気を楽しめるので、野球好きはもちろん、私みたいなミーハーファンにも楽しいアトラクションです。

これからフェンウェイパークに行こうと思ってる方の参考になれば嬉しいです。

球場ツアーの集合場所はゲートD

地下鉄グリーンライン「KENMORE(ケンモア)」駅から「Blookline.A.V.(ブルックライン・アベニュー)」を通り、徒歩5分で「フェンウェイパーク」に着きます。

©Fenwaypark  

⇧Aゲートをそのまま通りすぎると、「Dゲート」へ。

⇧Dゲート。この前にあるチケットオフィスが球場ツアーの集合場所です。

⇧チケット売り場の前に「FENWAY PARK TOURS(球場ツアー)」の看板が。

↑このチケット売り場の窓口で当日券を買うか、ネットで予約しプリントアウトした紙を見せる。

球場見学ツアーは、1時間おきに開催。

毎日9:00~17:00(試合がある日は試合自国の3時間前が最終ツアー)

11月~3月は冬季のため10:00~からスタートします。

大人25$、子供(12歳以下)17$。(2023年現在。2018年より5$も上がってる!)

この日は試合がある日なので最終ツアーの14時のツアーに参加しました。

時間になるとセキュリティチェックを受けて中へ

⇧チケット売り場の近くにツアーの入り口があり、ここからセキュリティチェックを受けて中に入る。

⇧このレッドソックス(茶色いけど笑)の左側の入口から入る。

⇧中に金属探知機と、バッグの中身の検査が待っている。

リュックやバッグはファスナーを開けて中を見せる。

荷物の大きさ制限はないようだ。(試合はスマホとお財布くらいしか持ち込めないけど、ツアーはいいのかもしれない。選手がいないからかな)

⇧検査が終わったバッグにはグリーンのタグがつけられる。

中で係員の説明を受ける

 入った場所のすぐ近くにトイレがあるので、どうせ英語がわからなかったら、こそっとトイレに行っておこう(笑)。

説明は、よくは分からないが、トイレの場所とこれからの1時間の内容、この通路の歴史のお話のようだった。

↑説明を受けている通路のそばの柱に、「BOSTON STRONG(ボストンは強い)」のユニフォームが飾ってある。

2013年のボストンマラソンのテロが起きた年、レッドソックスは優勝。

「ボストンは強い」をスローガンに、レッドソックスの選手はこれを着て、ボストン市民と一緒に辛い思い出を乗り越え闘った、彼らの記念すべき優勝の証だ。

これもちゃんと見ておいてね。

⇧説明はいいから、早くスタジアムに入りたい?あまり聞いてない風のアメリカ人観光客笑。

 ここの通路から階段を10段くらい上がってスタジアムへ。さあ、いよいよだ!

スタジアムの歴史と説明

目の前に広がる赤と緑のボストンカラー。

ここの内野席の通路を通り、スタジアムを1周します。

↑こんな感じで同じ時間のツアーの人が一緒に周ります。

球場ツアーで周る場所と見どころ

内野席・バックネット

↑観客席の位置の低さにビックリします!それとバックネットの簡素さ。

本当に野球を近くで楽しめる造り。

日本は上から見下ろすって感じだけど、ここは選手と同じような目線で楽しめるからいいよね。

メインスタンド・エリアによる椅子の違い

↑メインスタンド。

⇧レフト側からホーム側を振り返るとこんな感じ。

ほとんどの部分は同じ椅子だけど、レフト側のメインスタンドのはしっこにある席は、フェンウェイパーク創業時の椅子が残されているらしい。

↑これが最近の椅子。雨に強い樹脂製、カップホルダー付。

⇧レフト側の内野席をぐんぐん進んで行きます。

正面にたちはだかるレフトの後ろの壁が、フェンウェイパーク名物、緑の怪物、「グリーンモンスター」です。

グリーンモンスターの手前に創設当時の椅子が一部残されています。

↑これが創設当時の椅子。木製で、手すりは鉄製。カップホルダーなし。

↑ここに座って説明を聞くことができるのです。

嬉しい~。最古の球場の最古の椅子ですよ!!サイコー(アホ)。

この古い椅子に座ったということは、創設当時のエピソードが語られているはずです(笑)予想・・・笑

↑座った時に見える得点ボードも必ず観ておいてくださいね。

手動式のボードを今でも使っているんです。すごい!!

この日はロサンゼルス・エンジェルスとの試合がある予定だったので、相手チームが「LAA」になっています。(大谷翔平選手はケガのため欠場だったので、ボストンで試合は見ずにNYでヤンキース戦だけ観ることにした)

グリーンモンスター

↑これはグリーンモンスターに昇る前、説明を受けてた時に写した、相手選手の前に立ちはだかる緑の壁、グリーンモンスター。

なんだ、壁の名前なの?と思う人もいるかもしれないけど、壁に「緑の怪物」なんてつけるネーミングセンスが、アメリカの素晴らしいところなのだ。

古くからある球場で狭くホームランが多発するので、それを防ぐために建てた壁にニックネームをつけて楽しむって素敵だよね。

「外野席」とかつけてたって、心が躍らないもん!

レッドソックスを守るモンスター。

やっぱりキャッチコピーって大事なんだなあと改めて感じた♪ なかなかチケットが取れないくらいの人気席らしいよ。

↑ここでの説明が終わって、旧式の椅子のエリアの横の階段を昇ってグリーンモンスターに昇る。

⇧ベーブ・ルースが活躍してたのを観てた席かもしれないとい思うと感慨深い。

子供の頃読んだ、スーパスターの伝記の舞台に立っているのが嬉しい。

⇧もう一昇り♪

⇧グリーンモンスターの席。

こういう席が上下3列くらいある。115$~300$(16,000円~42,000円)もするらしい!!ヒエー!

座面がボールのデザインになってるのもいいね。

⇧ここでもガイドのお兄さんの説明を受けます。

あのラジカセが落ちそうで気になりました(笑)。

⇧グリーンモンスターからの眺め。

レフトフィールド・コカ・コーラブース

グリーンモンスターを降りると、レフトスタンドから、メインスタンドの裏側を通り、ライトスタンドの方に周ります。

⇧ボストンらしい、レンガのトンネルをくぐる。

ああーいかにもアメリカ。お店が開いてる時を見たくなります。

ここが「コカ・コーラ ブース」。

「コカ・コーラ」がやってるダイナー(食堂)です。

⇧ここで、ビールやコーラのバケツサイズを頼んで、アメリカ人と張り合いたい(負けるけどね・・笑)

フェンウェイ・ファーム

ボストン・レッドソックスは、地域貢献の一環として、球場の3階くらいの場所に、なんと畑を作っています。

⇧コカ・コーラブースのすぐ裏にある「フェンウェイ・ファーム」という名の畑。地面じゃなく、球場の上の方に作ろうと思ったのがすごい。

すべてがレンガ色とグリーンで統一されていて、ほんと素敵。

作った野菜をフェンウェイパークにあるお店に出したり、地域の人にも分けているらしい。

球場で作られたレタスが入ったハンバーガーとか面白いよね。

通路・メインスタンドの裏側

メインスタンドの裏側を通って、ライトフィールドの方へ移動します。

⇧メインスタンドの一番上。球場全体を見渡すことが出来ます。

ここは今で言う、ボックス席みたいなものかな?テーブルもあるし。

ライトフィールド・バドワイザーデッキ

↑試合中オープンするビールバー。もっと前の席はテーブルがホームベースの形をしているらしい。写真を撮り損ねました・・。(バドワイザー・デッキ)

向こうに見える「SAM DECK(サム・デッキ)」(また別のビールバー)の上に掲げてある「サミュエル・アダムス」はボストンが誇るアメリカ建国の偉人の名前を冠したビールの銘柄です。

 ⇧こちらも偉人の名前が。ジョン・ハンコック※の名前のネオンサインがあります。

※アメリカ独立宣言に最初に署名したボストン出身の政治家。書類の見本に日本では「日本 太郎」「日本 花子」だが、アメリカでは「ジョン・ハンコック」が使われることが多いらしい。

「ダンキン・ドーナツ」や「ニュー・バランス」などボストンに本社がある企業が広告を出しています♪。

テッド・ウイリアムスの記念シート

ライトフィールドの席に1つだけ赤い席があります。

↑1946年、テッド・ウイリアムズが放った、フェンウェイ史上最長のホームランの落下地点らしい。

1つだけ赤い席で表すっていうのが粋。

ここのライトフィールドの席も椅子の形状が違うね。

赤い椅子は背もたれの形状も違う。面白い!!古くて狭い球場だから、客席をつぎ足しつぎ足し動員数を増やしてきたらしい。

だから色んな椅子の形があるんだろうね。

日本の球場って肘掛けまでは作らないよね。こういう違いも楽しい。

最後はレッドソックスが歩んできた歴史の展示ブース

試合がある日は休憩所になっている場所なのか、最後は、レッドソックスが歩んできた歴史の展示室で解散。(ツアー中飲食はできません)

ここでツアーは解散し、それぞれが自由に、チームと球場の歴史の歩みを堪能し、終了。

↑2013年に優勝したときのユニフォームや、その時活躍した上原投手などが載った新聞なども展示されている。

↑昔の野球道具なんかも展示されていて面白い♪

このグローブで受けたら痛そう・・・。

↑今よりもっと客席が少なかった創設当時のフェンウェイパークの写真もある。

⇧みんな思い思いに堪能。

外に出る前にチームストアもある

↑脳内がレッドソックス一色に染まったら何か買いたくなってしまう。

外に出る前にチームストアがあるので、ここでお土産を買ってもいいし、ヨーキーウェイにはたくさんお店が並んでいるからそこで見てもいいですね。

⇧ヨーキーウェイ。(ゲートBがある通り)

ヨーキーウェイ沿いのお店は、試合がある日しか開かない可能性があるので、注意しよう。  

ツアーに参加する前に開いてるか確認してから、Dゲートに向かうといいでしょう。(開いてなかったら球場内のストアでグッズを買いましょう)

外に出ると、テッド・ウイリアムズの像がある

↑ゲートBから外に出ると、テッド・ウイリアムズの銅像が立っている。

メジャーリーグ史上歴史的な素晴らしい選手で、三冠王を二度獲得し、MLB最後の4割打者なんだって。

「フェンウェイ・パーク・ツアー」 まとめ

↑永久欠番(永久にその選手しか使えないと球団側が決めた背番号)が表示されるフェンウェイパークの壁。

グリーンの鉄骨とレンガの組み合わせが、最高です。

ひときわ目立つ青色の42番は、アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなった、ジャッキー・ロビンソンの背番号。

アメリカ・カナダすべての球団で永久欠番になっているらしい。

所属したチームだけじゃないのが、差別に負けず伝説の人となった彼の凄さを表しているよね。

彼のことを描いた映画『42 世界を変えた男』を観てくるべきだったと反省。

⇧レッドソックスのキャラクター、「ウォーリー・ザ・グリーン・モンスター」(微妙・・笑。)

フェンウェイパークの球場ツアーは、ボストンに行ったらぜひ、参加してみてほしい。

アメリカ人の野球愛と歴史がここに集結しています♪

そこまで野球に詳しくなかったら、フェンウェイパークが出てくる映画を観てからくると楽しめますよ。

ボストンは、夏でも曇ったり雨が降ると寒いので、さっと羽織れるウインドブレーカーみたいな上着を持っていくといいかも。青空球場だしね。

あと、急な階段の昇り降りや、強い風が急に吹くので(近くに高いビルがないため)、女性の方はスカートよりパンツスタイル、ヒールよりスニーカーがオススメです。

名物のフェンウェイフランク(イチローの好物)や、クラムチャウダーはツアー中には食べれないので、食べたい人は試合のチケットを取ろう。

試合がある日の最終ツアーに参加したので、ツアー終了後、外に出たらフランクが焼けるいい匂いが漂い始めてた・・・じゅる(よだれ)。

老舗の野球チーム、ボストンレッドソックスの本拠地、フェンウェイパーク。

今度は試合で訪れたいです。

 フェンウェイ・パークの情報

@Fenwaypark

4Yawkey Way, Boston  MA

球場見学ツアー Fenway Park  Ball park Tours

1時間おきに開催。

毎日9:00~17:00(試合がある日は試合自国の3時間前が最終ツアー)

11月~3月は冬季のため10:00~。

大人25$、子供(12歳以下)17$。(2023年現在。2018年より5$も上がってる!)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です